2008年02月03日
森の機能強化!
写真(昨年9月撮影)は、SGEC森林認証を取得している静岡市葵区のスギ・ヒノキ林です。
15年前に間伐(抜き切)を行い、木材を生産しました。
間伐された森は地面まで日光が入るようになり、今では25mあるスギ・ヒノキの下にいろいろな植生が繁って地面を覆っています。
これを下層植生といいます。
地面付近の写真(下・昨年12月撮影)を見ると、スギ・ヒノキの枯葉・枯れ枝のほかに、下層植生からの落ち葉も積もっているのが見えます。
このように地面に落ち葉などの有機物が豊富に供給されると、上層のスギ・ヒノキ成長も良くなり、よりCO2を固定することができます。
また、表土が厚くなり森が雨水を溜める機能も強化されます。
スギ・ヒノキの森では、人の手が入る事で森の機能は回復し強化されます。
それは森の機能の恩恵を受ける、その地域に生きる人々にも有益な事だと思いませんか!?
Posted by エスジェック at 21:08│Comments(0)
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