2008年05月02日
春雨の中、森へ
雨の中、葵区玉川地区の部会員Oさんの所に行ってきました。
静岡市内でも昔から林業の盛んな玉川地区、いまでもよく手入れされた森林が多く見られます。
写真は、一昨年間伐された森林だそうです。
古いスギ・ヒノキ林の中に、林道沿いから林内へと下層の植生が広がりはじめています。
こちらはOさんの管理する森林、間伐後15年ほど経過しているそうです。
ヒノキ林の下の植生がびっしり!いろんな植物が生えています。(生物多様性ですね)
林の中に入るのもたいへんそうです。
何年かして、上に伸びたヒノキが更に成長すると、下の植物は減ってきます。
しかし、日陰を好む植物は残るし、そのほかの木も種や根を残すことができます。
そして上のヒノキが収穫された時、すぐ芽を吹き、森の再生に向け成長をはじめます。
「間伐」は森の再生の第一段階として、とても意義ある作業です。
Posted by エスジェック at 23:33│Comments(0)
│森の働き