2008年02月25日
背番号 4
71年生の健全なスギの森です。
最近、肩身の狭いスギですが、この木の存在感はそれを上回るものと思っています。(森を管理する私も以前から花粉症なので..)
この森のCO2固定量を測ってみました。
平均樹高25m、1.2mでの平均直径37cm、広さ1.15haのこの森は388tのCO2を固定している事がわかりました。
これは約70世帯が一年に排出するCO2の量に相当します。
一般にスギやヒノキは50年を過ぎると毎年の成長量が少なくなっていくので、一年間で新たに吸収するCO2の量もどんどん減って行くと云われています。
しかし私は、手を入れて(2年前に間伐をしました)適正に管理されたこの森はまだまだ成長していると思い、この場所を測定地に選びました。一年でどのくらい成長してくれるか結果が楽しみです。
毎年の測定のため、木の皮を成長を妨げないところまでギリギリ削って、測る場所にラインを引いて、番号も書いておきます。
Posted by エスジェック at 10:31│Comments(0)
│森の働き